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数日前の日記にも書いたとおり、昨日は一部のブックオフでコミックが100円引きだったので予定通り朝一で買いに行った。そこであたしはふと思ったのだが、ブックオフに行くとあたしはオタク化してしまっているような気がする。



ブックオフは中古なので、マンガが安い。なので、気がおかしくなって手当たり次第カゴに入れてしまう。相当テンションが高くなって、独り言を言い出す。ニヤニヤしながらずらりと並んだ本棚を指差しながら「えぇっと、えぇっと」と言いながら眺めている。しかも動きが無駄に早い。ソワソワしている。落ち着きがない。普通のサイズのコミックがだいたい250円で、そこで取った本と同じで、さして状態の悪くない100円の本が見つかった時のテンションの上がり具合は本当に気持ち悪い。しかも片手には、足りない巻数のメモ書きを持っている。超キモい。「ふぅ〜、重いなぁ。ゴロゴロ欲しいなぁ」と言いながらも、実はカゴが重ければ重いほどあたしの幸せ度数はギュンギュンに上がっている。



家に帰ると、スラムダンクの20巻が2冊あった。ドラゴンボールの2巻が2冊あった。

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彼氏に冗談半分で「レポートやって」と言うと、本当にやってくれた。優しい。「まりちゃんは俺に何をしてくれるの?」と聞かれたので「クッキーを作ってあげる」と言うと喜んでくれた。「あれ?じゃあレポートをしないとクッキーは作ってくれないってこと?」と聞かれたので「特別に速く、俊敏に作る」と言うと喜んでくれた。



イキガミの2巻を読んで感動して泣いた後、わにとかげぎすの4巻を読んでキュンキュンして胸を痛めた後、はじめの一歩のブライアン・ホーク戦を読んで鷹村さんに惚れた。かっこいい。本当にかっこいい。会長たちの昔話は少し長すぎる。



彼氏とは月1、2回のペースで会っていた。あたしは毎度浮気もしくは浮気まがいなことをしていた。だけど、今回はまだ何もしていないし、しない気がする。だって浮気する気は今までになくサラサラない。当たり前かもしれないけど、すごいことだと思っている。自分でもちょっとビックリ中。



だから誘惑はしないでほしい。このままでいたい。前にちょっとムカついて、1月は遊ばないと言ってしまった。だから次に会うのは2月になる。遠い。誘惑はしないでほしい。あたしは今かなり彼氏のことが好きだし、多分彼氏はそれ以上にあたしのことが好きだ。だから、あたしは彼氏を大事にしようと思っている。もう男に頼るのはやめた。甘えるのも控える。できるかな。がんばる。とりあえず、今ちょっと近所さんと仲が良すぎるので、彼に甘えるのを控えようと思う。こういうのは、言うことが大事なんだ。



「富岡さん、お手紙ください。私に対する感情を…すべての想いをお手紙にして…好き嫌いつつみ隠さず全力でぶちまけたヤツを一通ください」



と羽田さんは言った。トミーにそう言った。「いいなぁ…」と思った。あたしも欲しいと思った。なので、あたしも彼氏にそう言ってみた。一語一句間違わずに、羽田さんの台詞をそっくりそのまま言ってみた。しかし、羽田さんはその後に「私も書きます…私の誕生日に交換しましょう」と言っていた。あたしは書きたくない。もし仮に彼氏がオーケーしてくれたとしても、「じゃあ君も書いて交換しよう」と言われたら断ろうと決めていた。けれど、彼氏は普通に「うん、わかった」と言った。やった。ちょっと、かなり楽しみだ。



その後すぐ「まりこは何をしてくれるの?」と聞かれたが「俊敏にクッキーを作る」と言ったら納得してくれた。
免許の更新へ行ってきた。眠たくならないように、全てにおいて好奇心全開で挑んだ。全く面白くもないビデオにも、神経集中させて見入った。すると全く眠たくならずに講習を終えることができた。あたしは天才か。



夕方から、母方の祖父母が来た。毎年、あたしたちが祖父母の家へ挨拶へ行き、従姉妹家族も一緒にわいわい飲み食いするのだが、今年は祖父母をうちへ招待してみた。



父があからさまに良い格好しようとしているのがわかって可笑しかった。普段は全く動かない父なのに、腰の曲がった祖母のトイレについて行ったり、祖父母の椅子を引いたり、肩を揉んだりと、とにかくよく働いていた。



ハチがうちへ来た。父は通りすがりに「あぁこんばんわ。かわいいね」と言った。父はハチがお気に入りなのだ。母と姉が車で祖父母を家まで送っていった。あたしは父と弟と3人で見送った後、部屋で待たせておいたハチを連れて、こっそり家を出た。路地裏で待っていた母の車に乗り込んで、ハチと一緒にバイト先のカラオケへ行った。



久しぶりの休みなのにバイト先へ遊びにきてしまった。でもここのカラオケは、もともとハチと毎日のように通っていたんだ。常連客なんだ。少しサービスをしてもらって、朝までカラオケをして楽しんだ。倖田來未の曲を入れると、ハチに「この曲、PVがエロいやつ?」と聞かれた。基本的に全部エロいから、どれのことかわからんないよ。



閉店ギリギリまで粘ると迷惑なので、少し早めに店を出た。店長に「どこのタクシーが1番安いですか」と聞くと、聞いたことのない会社を教えられた。たまたま代行を終えて報告しに帰ってきていたので乗ってみた。あたしが「お金がないんです」と言うと、運転手さんは格安にしてくれた。「1000円くらいなら払えるか」と聞かれ、1000円になる前にメーターをとめてくれた。なので、この会社がほかに比べて安いのかどうかはわからなかった。
未使用車専門店で、新春抽選会があった。母と一緒に抽選へ行ってきた。なんと19年式のワゴンRが当たるのだ。しかも会場へ行くと30組程度しかいなかった。なんという確立。これはもしかするともしかするんじゃないかとワクワクした。



抽選までの待ち時間、クッキーやフランクフルト、おぜんざいやジュースやコーヒー、福袋やお餅、本当に色々な物をもらった。母と「こんだけ善くしてもらったら、抽選外れても文句ないね」と笑った。そして外れた。



お年玉を持ってブックオフへ行った。60冊以上ものマンガを買った。幸せ。しかもキャンペーン中で、買った分だけスクラッチを引かせてもらって、さらに1000円以上の無料チケットが手に入ったので、その場でまた1000円分のマンガを売ってもらった。



あぁ幸せだった。



そして次のブックオフへ行った。そこではなんと、5日にコミック100円引きをするらしかった。感動した。対象外の商品だけ買って、残りは5日に買いに来ることにした。そして今日はDVDが20%引きだったのでDVDを買った。



お正月って素晴らしい。

姉と一緒に初売りバーゲンへ行ってきた。



「ねぇ、福袋って買ったことある?」

「ない」

「だよね。なんか、怖いよね」

「うん、怖い」

「今年買う?」

「わかんない」



という会話をしながら行ったのに、あたしたちは即効で福袋を買った。姉にいたっては2つも買っていた。姉は「もうギャルは卒業する」と言って、お姉さん系のショップで福袋を買った。しかしなんと、どピンクのストールが入っていた。超濃い。あたしはゲラゲラ笑いながら「超ギャル系じゃんwwwwww」と言ってやった。姉は悔しがって、もう少し大人めなお店でもう1つ福袋を買った。すると、全く同じ色のストールが入っていた。姉には笑いの神が宿っていた。



サクサクと買い物を済ませ、2人で飲みに行った。なんか、すごく疲れちゃって全然飲めなかった。2、3杯飲んですぐ帰った。電車に乗ってバスセンターへ向かった。あたしたちが降りる電停の1つ前の電停で、中年の女性3人組が乗ってきた。あたしたちの向かいに2人分席が空いていたので、3人のうち2人が座って、1人は立っていた。あたしの左側は少し開いていたが、あたしは大きな福袋をヒザの上に乗せていて、左側の席に座るのは少しはばかられるようだった。気付いていた。その経っている女性があたしの左に座ろうかどうか悩んだのは感じ取った。しかし、あと1駅でどうせ我々は下車する。それから座ってもらえばいいだろう。そう思っていた。



「おい、お前、その荷物どけぇや」と怒鳴られた。姉の向かいに座っていた見ず知らずのオヤジにあたしは怒鳴られた。あたしはもう1つ大きな荷物を足元に置いており、ヒザの荷物をどける場所などどこにもなかった。ビックリして1度オヤジの顔を見たが、すぐに無視をした。それでもオヤジはギャンギャン喚きながら、自分の隣に座った女性や立っている女性に「お前あそこ座れ」と強要した。女性は明らかに迷惑そうな顔をしている。そんなにその女性を座らせたいのなら、てめえが立って席を譲ればいい話。超うざい。



「早う荷物どけろや!」としつこいので、「あたしたち、次の駅で降りますんで」と言うと、「じゃあさっさと降りろや!」と怒鳴られた。ムカついた。まだ駅ついてねーよ。「おっさん感じ悪いよ」と姉が立ち上がった。ヤバい。姉は酔っ払ったら口が悪くなる。「あぁあ!?」とオヤジも対抗。「こんだけ荷物があるのにこれ以上どこにやれって言うんや!」「うるせぇお前らさっさと降りろ」「オッサンに言われる筋合いないわ!」「なんだと!?」



もう乗客ドン引き。車掌さん見て見ぬフリ。そんなこんなをしているうちに電停に到着した。あたしと姉は大人しく降りていったが、その後車内はどうなったんだろう。気まずMAXだろう。1番の被害者は中年女性3人組。本当に可哀想だった。

あけましておめでとう。



朝バイトから帰って、母を起こした。昨日一緒におせちを作ったので、あとは盛り付けたりお雑煮を作ったりするだけなので、すぐ朝食になると思った。寝起きの母を急かしながら、一緒に朝食の支度をした。あたしがどんどん急かすので、母はイライラして、混乱して、パニックになり、あたしに怒鳴った。



あたしはお手伝いをしている優しい娘に酔っていた。ちきしょう。バイトで疲れてるのに手伝ったあたしは偉いと思っていた。優しいと思っていた。しかし逆にウザがられてしまった。ショックだった。すっかり機嫌を悪くして、ファンヒーターの前で正座でうつ伏せて、シクシク泣いた。泣き正月の始まりだ。



母に謝られ、父にお年玉をもらい、美味しいおせちとお雑煮を食べて、寝た。なんという我侭娘。



昼過ぎに起こされ、寝起きが悪いあたしは無口無表情のまま車に乗り込んだ。姉や弟がキャッキャとはしゃいでいるのがウザったかった。黙って携帯でスポーツ実況板を見ていた。サッカー天皇杯に意識を集中させて、誰にもイラつきたくなかった。何がどう気に入らないのかわからないが、何もかもが気に入らなかった。そんな自分も嫌だった。寝起きが悪いのは、本人にとっても苦痛なのだ。



しかし単純なあたしは、時間が経って、しかも美味しいリゾットを食べさせてもらって機嫌をなおした。本当にすぐ怒るし、すぐ拗ねるし、すぐ泣くけれど、すぐ収まる。子供か。



父方の祖母の家へ行き、祖母と叔父と従弟に挨拶をして、テレビで天皇杯を見た。サンフレッチェは今年サンガと入れ替えでJ2へ降格した。なのに天皇杯の決勝で鹿島と戦っている。超すげぇ。超かっこいい。なんか、こんなに超すごくて超かっこいいんだから、特別にJ1に入れてくれればいいのにね。



自閉症の従弟はとても可愛い。言うこと成すこと全てが純粋で、我々の常識を超えているので、いつも笑わせてくれる。とても可愛らしい子だ。すごく可愛いのに、とても背が高くて、手足もゴツゴツして、声も低くて男らしい。それがまた可愛い。



祖母の趣味で、色々なクラシックCDが置いてある。従弟は最近それがお気に入りのようで、色々と紹介してもらった。ショパンのCDをセットして、「ミュージック、スタート!」と言いながら再生ボタンを押したときは、笑った。そういうノリでショパンを再生しないでほしい。いや、してほしい。曲がお気に入りなのかと思いきや、彼は作曲者の外見に興味があるようで、「○○さんは、白いスーツを着ている」などと教えてもらった。



そしてあたしは今日も働きに出る。父に内緒でコソコソと夜中に抜け出しバイトへ行く。



今年もよろしく。

とんでもねぇ大晦日だったぜ!!!!!!!





10時25分にタカちゃんと待ち合わせをしているのに、このクソアマは「ちょっとひと眠り^^」とか言ってバカだから目覚ましを10時30分にセットしてやんの。バカだよ。クソバカだよ。「10時30分に目覚ましをセットして、それからのんびりお化粧をして11時。それから出発したらちょうどいい^^」とかバカか!!11時からバイトじゃろがクソアマ!!



当然待ち合わせ時間を過ぎるとタカちゃんが電話をしてくれて、っていうか、10時30分に目覚ましをセットしたのに35分にタカちゃんの電話で目が覚めるとか、結局目覚ましじゃ起きれないんかい。もうやってらんない!あたしこんなバカ女に付き合ってる暇なんかないんだよ。でもあたしだから仕方ない。付き合って行くしかない。タカちゃんも家まで迎えにきてくれるしかない。置いていくわけにいかない。本当にご迷惑をおかけしまくっている日々であります。ありあす。



バイト先に着くと、中番の子たちが厨房で年越しソバを食べていた。「いいなぁいいなぁ」と羨ましがっていると、店長が「お前らの分もあるぞ」と言ってくれた。



12時前に、いつも垂れ流しているスペースシャワーTVをNHKに変えて、紅白を見て、ゆく年くる年を見た。暇だったのでみんなでのんびりしていた。のに、11時50分くらいからオーダーがジャンジャカジャンジャカ出始めた。どーなっとんじゃい。ちょっと年越しくらいは空気読んでほしい。ちなみに「空気読む」っていう感覚は日本人独特のものらしい。ニッポンアイニイクヨ。ジャン!



「空気読めない人のことをKYって言うじゃないですか。最近はスーパー空気読めないことをSKYでスカイって言うらしいですよ。」と先輩に教えてあげた。若い男の子6人組が酔っ払って大騒ぎしながら来店してくると、先輩は「あいつらスカイじゃの」と笑った。



そのSKY部屋にオーダーを運びに行くと「お姉さんあけおめー!」「ことよろー!」と毎回絡まれた。面倒くさいと思う反面、「楽しそうだなぁ・・・」と正直少し羨ましかった。若いバカな男の子グループっていうのは、いつも楽しそうで羨ましい。あたしが男の子に生まれたかった主な理由はそれだ。



しかし、1時間も経たないうちにSKY部屋は事件を起こした。さすがSKYなだけある。SKY部屋は1階の奥だったのだが、どういうわけか2階の奥の部屋のお兄さんグループと乱闘騒ぎを起こした。トイレも各階にあるし、オーダーも全部店員が運んでいて、この2部屋が接触することはないはずなのに、何故か入り口前のフロントで殴り合っていた。



警察がきて一時騒然としたが、事情聴取が終わるとSKY部屋の若者たちは帰っていった。



SKY部屋は帰ったが、どこかで年越しをした若者たちが他に行くところもなく、暖を求めて次々とやってきて終始忙しかった。せっかく店長が年越しソバを用意してくれていたのに、ソバを食べる暇もないまま閉店時間を迎えてしまった。



「お前ら、ソバ持って帰るか?それとも食って帰るか?」と聞かれ、あたし以外の男の子たちは「食べて帰る」と言った。あたしはタカちゃんの車に乗っけてもらわないと帰れないので、食べないけれどみんなと一緒に店に残った。お料理は好きなので、みんなが遊んでいる間、タカちゃんと一緒に全員分のソバを作った。みんな時々やってきて「おかみさんソバまだですかー?」と邪魔をしたりしていた。楽しかった。



タカちゃんは「シケる」が口癖のようで、何でもかんでもすぐ「シケる〜ッ!」と言う。それが最近男の子たちの間で流行っていて、ついにこんなイタズラをされた。あたしとタカちゃんがソバを作っている間、みんなでタカちゃんの車に「シケる〜」と書いていたのだ。すごく笑った。お腹を抱えて笑った。

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