１３日の金曜日は事故が少ないらしい

ゼミに行くと、教室には先生と知らない男の子がいた。先生が「就活どうですかぁ？」とニコニコ話しかけている様子を見ると、どうやら彼もゼミ生らしい。言われてみれば見たことがあるかもしれないけど、でも、超はじめまして！って感じ。多分ゼミに来たのは２回目とかそこらだろう。もう１年半経っているのに。

卒論の話をした。先生が昔作った論文を見せてくれた。参考文献を見たけど、「これは無理だな」と思った。こんなに長い論文を書く前に、こんなに沢山の本を読まなければならないのか。この論文すら読む気が起きないのにそんな本が読めるか。バーロー。先生は「参考文献を見ただけで最初に論文の良し悪しを決める人も多くいます」「興味のある分野を選んだほうがいいですよ。私もよく論文を依頼されますけど、興味のない分野だとすごく大変ですね」とニコニコ言った。先生ってすごい。

あたしのゼミの先生は、とっても優しいし、マジメだし、役職名は知らないけど大学の先生だし、論文とか書けちゃうし、こんな人と結婚したいなーと思った。しいていうなら、もうちょっとカッコよくて背が高くてイケメンだと良い。ピロは「せんせー結婚してー」と言ったが、それで「はい、いいですよ」と言うような先生とは結婚したくない。奥さん幸せだろうな。先生のお金で高い服とか買って「ねぇねぇ見て見て！買ったの！」とか言うと先生は「わぁー可愛い洋服ですねー似合ってますよ」と笑うんだろうな。いーなー。

ゼミの後みんなでキャリアセンターに行った。愛媛がパソコンで卒論を書いていた。久しぶりに会ったけど、また痩せて可愛くなっていた。ちなみに就職は広島で決まったらしい。「もう愛媛には帰らん」と嬉しそうに話していた。先生に「ねー先生これ見て。ここ行きたいんだけどどーしたらいいん？」と聞いていると「先生に超親しげだね」と愛媛が笑った。愛媛のゼミの先生は怖い系らしい。怖いって言うか、先生様って感じらしい。



カラオケのバイトで、ニット帽やら何やらよくわからない被り物を被った２０代後半～３０代前半の男性４人組が深夜・・・というか、むしろ早朝？という微妙な時間帯にご来店した。旅人かというほどの大荷物を背負っていたので不審に思っていると、みんな太鼓を持参していたらしい。ペペコンペペコンと叩いていた。和太鼓ではなく、暖かい国の太鼓っぽかった。トランペットとか、バイオリンとか、ギターとか持参する人は時々いたけど、太鼓は初めて見た。わろす。全曲太鼓付き。音漏れしてるから何かお祭りみたいだった。

そういえば、休憩時間に携帯を見ると、ヤフーメッセの友達からメールが来ていた。すっごく久しぶりだった。本文とは全く関係なく彼女とのツーショット写メが添付されていて笑った。彼はちょっと謎なので、ふざけてんのかマジなのかわからない。保存しておいた。