自分勝手に生き地獄を生きているだけ

あたしの好きな人さ、あたしが好きなことしってるんですよ。



長いんですけど、その話してもいいですか？

 

 

　





こんにちは。していいんですね。ありがとう。



あのね、あたしもう既に告白済みなんです。



「あたしはあなたのことがすごく好きだよ」って言いました。



だからといって、付き合って欲しいとかは思いませんでしたし、言いませんでした。



「まりこは返事を求めないんだね。どうして？」と言われました。



「あたしにとって良い返事がくるとは思ってないから聞きたくないね」と言いました。



それでも、彼はグダグダと小一時間あたしに対する感情について語りました。



だから何なの。あなたは何が言いたいの。



「わかった。じゃあ要点だけ言って。結局なんなの。」



と言うと、彼はちょっと笑いながら「無理！」とハッキリ言いました。



無理ってなにが？



「ていうかさ、付き合うって何なの？」



と言われました。知らないよ。誰が付き合ってくれって頼んだよ。



というわけで、要するにフラれてるんです。あたし。





なのに、毎日のように電話やメールが来るのです。



「好きだ」「愛してるよ」と気軽に言うのです。彼。



シャレなのはわかってるけど、どうしてあたしに使うんですか。





困る。





だけど、やっぱり嬉しいので、喜んで電話に出たりメールを返したりするのです。





みんなで話している時にも、彼はそんな感じなのです。



「あいつは思いやりが足りないから」



「まりこと付き合う気はないけどずっと好きでおってほしいと思ってるんだよ」



と、友達は言っていました。







今日も彼と話していました。



「欲しいものは手に入らないもんだね」と言うので「何が欲しいの」と聞きました。



色々挙げていった欲しいものの中に、元カノの名前がありました。



「ふうん、そういう事あたしに言うんだ」と言うと「言うよー」と言われました。







なんなんじゃい。かなしい。