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朝、バイトに行く途中の市電での出来事。
9時台の市内へ出る電車ということで、車内はかなり混雑していて、あたしは乗車後ずっと立っていた。ドア付近の車掌席に立っていた。何個目かの電停で、1組のカップルが乗車した。特に気にせず、乗車してくる乗客を眺めていたが、ふと、煙草のフレーバーがした。苦くて切ない香り。明日の今頃にはあなたは何処にいるんだろ。誰を想ってるんだろう。すごく臭かった。
「くっせぇなぁ」と思い見渡すと、すぐ近くに乗車したカップルがいた。犯人を特定した。この男に間違いない。「電車がくる寸前までタバコを吸っていたのかな」と思った。それだけだった。タバコ臭いのは寛大な心でとっくに許していた。ちょっと嫌だけど、許していた。
しかし!!!!!!
混雑した車内で、そのカップルはウザったいほどにイチャイチャしていた。最初に申しておくが、このカップルはかなりのデブサップルである。デブでブサイクなカップルという意味である。男は170程度の小身長で、小太りで、色白で、ブサイク。女は黒髪のショートカットをオシャレにする気もなく放置し、眉毛もモサモサで、化粧は口紅のみという摩訶不思議メイクで、スウェットだけどヤンキーっぽくなくただダサいという雰囲気。そして男ほどではないが、小太り。
そんな彼らは、ドアの前に立っていて、終始ツンツンし合っていた。電停に着きドアが開くたびに、男は女をグイグイと押す。ニヤニヤと。女はその度に「やだもー」と言い、男の腕を掴み降りようとしない。ニヤニヤと。すげぇウザったい。「君ィ!!やめたまえ!!彼女、嫌がっているじゃないか!!」とか言いたい。嫌がってないのはわかっているが、言いたくてたまらない。というか、本当に言いたいのはそんなことじゃない。「黙れ」と言いたい。
しばらくすると、男が大声でゲホンゲホンと咳き込んだ。口を手で押えることもなく、彼女の顔に向かって、大きな口を開けたまま、ゲホンゲホンと、何度も咳き込んだ。見える。ワシには見える。あの男の唾が見えるのじゃ。彼女はまたまた「やだもー」と言い、男の肩をポカポカと叩いた。男はニヤニヤしながら、もう咳き込む必要なさそうなのに、わざとゲホンゲホンと大声で咳き込んでいる。彼女の顔面を目掛けて咳き込んでいる。はっきり言って、大迷惑である。明らかに他の乗客へも彼の唾やウイルス関連が飛び散っているに違いない。小3の時、担任の中木先生が「咳で教室の前から後ろまでウイルスは飛びます」と言ったのを思い出した。「あぁ、今この車両はやられたな」と思った。
やっと咳がやんだかと思うと、男はゲゴゴゴゴと大音量でタンを出した。それを吐き出すことはなく、そのままその口でドアに向かって息を吐きかけた。はぁ〜っと優しく暖かな息を吐き出した。そして、男の息で曇った窓ガラスに、指で何かを書き始めた。彼女はそれを見て、キャッキャと楽しげに笑った。男もそれを見てニヤニヤと笑った。2人はとても幸せそうだった。彼らの幸せと引き換えに、あたしはとてつもなく不愉快な思いをした。もちろん終始タバコ臭い。殺したい。お幸せに。
9時台の市内へ出る電車ということで、車内はかなり混雑していて、あたしは乗車後ずっと立っていた。ドア付近の車掌席に立っていた。何個目かの電停で、1組のカップルが乗車した。特に気にせず、乗車してくる乗客を眺めていたが、ふと、煙草のフレーバーがした。苦くて切ない香り。明日の今頃にはあなたは何処にいるんだろ。誰を想ってるんだろう。すごく臭かった。
「くっせぇなぁ」と思い見渡すと、すぐ近くに乗車したカップルがいた。犯人を特定した。この男に間違いない。「電車がくる寸前までタバコを吸っていたのかな」と思った。それだけだった。タバコ臭いのは寛大な心でとっくに許していた。ちょっと嫌だけど、許していた。
しかし!!!!!!
混雑した車内で、そのカップルはウザったいほどにイチャイチャしていた。最初に申しておくが、このカップルはかなりのデブサップルである。デブでブサイクなカップルという意味である。男は170程度の小身長で、小太りで、色白で、ブサイク。女は黒髪のショートカットをオシャレにする気もなく放置し、眉毛もモサモサで、化粧は口紅のみという摩訶不思議メイクで、スウェットだけどヤンキーっぽくなくただダサいという雰囲気。そして男ほどではないが、小太り。
そんな彼らは、ドアの前に立っていて、終始ツンツンし合っていた。電停に着きドアが開くたびに、男は女をグイグイと押す。ニヤニヤと。女はその度に「やだもー」と言い、男の腕を掴み降りようとしない。ニヤニヤと。すげぇウザったい。「君ィ!!やめたまえ!!彼女、嫌がっているじゃないか!!」とか言いたい。嫌がってないのはわかっているが、言いたくてたまらない。というか、本当に言いたいのはそんなことじゃない。「黙れ」と言いたい。
しばらくすると、男が大声でゲホンゲホンと咳き込んだ。口を手で押えることもなく、彼女の顔に向かって、大きな口を開けたまま、ゲホンゲホンと、何度も咳き込んだ。見える。ワシには見える。あの男の唾が見えるのじゃ。彼女はまたまた「やだもー」と言い、男の肩をポカポカと叩いた。男はニヤニヤしながら、もう咳き込む必要なさそうなのに、わざとゲホンゲホンと大声で咳き込んでいる。彼女の顔面を目掛けて咳き込んでいる。はっきり言って、大迷惑である。明らかに他の乗客へも彼の唾やウイルス関連が飛び散っているに違いない。小3の時、担任の中木先生が「咳で教室の前から後ろまでウイルスは飛びます」と言ったのを思い出した。「あぁ、今この車両はやられたな」と思った。
やっと咳がやんだかと思うと、男はゲゴゴゴゴと大音量でタンを出した。それを吐き出すことはなく、そのままその口でドアに向かって息を吐きかけた。はぁ〜っと優しく暖かな息を吐き出した。そして、男の息で曇った窓ガラスに、指で何かを書き始めた。彼女はそれを見て、キャッキャと楽しげに笑った。男もそれを見てニヤニヤと笑った。2人はとても幸せそうだった。彼らの幸せと引き換えに、あたしはとてつもなく不愉快な思いをした。もちろん終始タバコ臭い。殺したい。お幸せに。
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