“乙女のポリシー”

あたし褒められて伸びる子なんです。

だから、そんな恐い顔で怒らないでください。

あたしに話すときだけ声が低くなってますよ。



今日なんて、特にがんばったんです。

あなたは相変わらず恐い顔をしてるから、あなたの機嫌を損ねないように、あわよくば褒められるために、結構がんばったんですよ。



なのに、どうして怒るのですか。

「でも、結構頑張ったよ」と言うと「そんなん関係ないわいね！」と言われました。

とても悲しかったです。



あたしに怒った後、あなたはニコニコしてみんなと冗談を言い合っていました。

「これからご飯食べに行こうや」と、言っていました。

「お揃いフリース買った？みんなで着ようね」と、言っていました。



別にいいです。



もう、あたしを認めようとする気ないみたいですし。



「ジャスミンがマスターに昇格したらあたし辞めるわ」と言われました。

あたしが、レベルアップする事自体に不満のようです。



随分と見下されたものです。



別にいいです。

別にいいけど、でも、とても悲しい気持ちになります。