一喜一憂

久しぶりに寝るだけの１日を設けてみた。数ヶ月前までは、毎日のように眠りこけていて、睡眠不足なんていうものとは無縁の生活を送っていたのに、大学を卒業するということは、どう転んでも悲しいもんだな。

たくさん寝ると、自然とたくさん夢を見る。

昨夜、１冊の小説を読み終えた。その小説のラストで、主人公は、不自然な方向に足を折られ、指を踏み潰され、腹を切り開かれ、長い腸を引きずりながらも、その痛みを感じることなく、むしろその傷を受けた部分に不思議と暖かな気持ちよさを感じながら、他の被害者を救い、警察に助けを求める、というシーンがあった。読んでいるときはさほど思わなかったが、こうして自ら文章にしてみると、なんという気持ちの悪い小説だろう。作者はなにか辛いことでもあったのだろうか。それともむしろ、幸せすぎて頭がおかしくなってしまったのだろうか。ともかく、寝る前にそんな小説を読んでしまったことで、何事にも影響されやすい単純なあたしは、自分自身が小説の主人公と同じ状況になる夢を見た。最悪の目覚めだった。

みなさん、今日の広島阪神戦は観ただろうか。あたしは今シーズン初めて観ることができたのだが、とってもいい試合だった。負けてしまったが、試合内容はとっても面白いものだった。やはり、テレビで観る野球はわかりやすくて快適で、最高だな。