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のぞみに乗っていた。自由席が1~3号車、指定席が4~7、11~16号車、グリーン車が8~10号車である。今日あたしが担当するのは、1~7号車だった。

東京発、広島行きの列車に、あたしは新大阪から乗った。1号車から乗って、姫路あたりで7号車まで行った。すると、グリーン車担当の人に「さっきグリーン車に栗原がいたよ」と言われた。驚きのた打ち回っていると「カープ好きなの?多分、カープの選手全員いたよ」と言われた。「新神戸でみんな降りちゃったけどね」と付け加えられた。そうか、今まで東京ドームで試合をしていて、次は・・・そうか、そうだよね、甲子園だもんね。あぁぁぁぁ同じ新幹線に乗っていたのに、会えなかった。このドラマティックなすれ違い。乙女にはタマランのだ。しかし、これから野球シーズン。会えるチャンスはいくらでもある。期待すれば、大嫌いなのぞみも少しは好きになれるかも。
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すごく好きな先輩がいる。とっても面白いのだ。彼女の一言一言にいつも憧れる。あたしにもあのような発想力があればなぁといつも羨ましく思う。

その先輩とは、1度新人のころ見習いで一緒に仕事をしたきりだった。早くまた一緒に仕事をしたいと思っていたが、4月の勤務表を見ても同じ勤務はなかった。

しかし今日、大阪の休憩所でたまたま一緒になった。他の先輩たちが彼女に対し「そういえば、決まったんだってね」と言い、彼女は「いぇーい」と笑った。「何が決まったんですか?」と聞くと、彼女は「結婚だぜ」と笑った。

2ヶ月前に聞いたときは彼氏がいなかったのに、一体どういうことなんだい!

交際1ヶ月でプロポーズされたらしい。「でも、それ以前から知り合いだったとか?」と聞くと「うん」と答えたので、みんな一斉に「だよねぇ~」と安堵のため息を漏らした。しかし彼女は「でも知り合ったの1月とかだけどねー」とまたもや笑った。

子供ができたわけでもなく、ただ、彼女は31歳で相手は43歳で、お互い結婚を意識しての付き合いだったらしい。「彼の強引さに負けたの」「良い子のみんなはマネしたらダメだぞ」などと笑って、今月いっぱいで辞めることを告げた。

悲しかったが、先輩はとても幸せそうに笑うので、少しいい気分になった。
彼氏と一緒にネトラジをした。彼氏はネトラジ上で、あたしに対してとても冷たい人になる。ウケるとでも思っているのだろうか。本気でイラついたのでメッセージで注意すると即効謝ってきた。こういう人って、やっぱり結婚とかして「いやぁお前の奥さんってキレイだなぁ」とか言われると「そんなことねーよwスッピンとかマジばばぁだからw」とか言っちゃうんだろうか。あたしは褒められたい。「うん、俺にはもったいないよ、ほんと料理も美味しいし、優しいし、一生大切にしていこうって毎日思わずにいられないよ」と言われなければやってらんない。だけど、以前彼氏のバイト先のカップルと食事をしたときには、何を聞いても「もちろんまりちゃんだよ」などとベタ褒めしてくれたので、少し安心していた。彼氏がどっち系の人間なのかまだわからないので不安に思う。

ネトラジは、最初大喜利ラジオをしてる人がいたので裏でやり、その人が終わってからちゃんとスレにURLを貼って堂々と大喜利実況をしたりした。裏でやっているとき、まだ投票の画面のときに「どのボケがいちばん面白くないか」という話をした。その時あたしのボケは超自信があったのだが、彼氏はそのあたしのボケを「ありえない」と評価した。しかし、結果画面に切り替わると、そのあたしのボケが1位だったので面白かった。
200903251140000.jpg

あたしの手の平は、今3回目の脱皮をしようとしている。

どんどん、女の子ではなくなっていく。
昨夜は、姉と居酒屋さんへ行った。姉が彼氏と別れたと言っていたが、聞くと「実は微妙なんだよね、えへ」と笑った。姉は5月に25歳の誕生日を迎えるのだが、それまでに彼氏が今の奥さんと離婚をしたら正式に復縁するということらしい。「離婚するよ」と言い続けていても、なんだかんだで月日は流れる。彼氏からすれば、家へ帰れば奥さんはいるし、外には一人暮らしをする美しい彼女がいる。とても贅沢な人生だと思う。何度も言うが、あたしは姉をとびきり美人だと思うし、少し変わり者だけど、優しくて女らしい、特別上玉な女だと思っている。なので、そんな姉を良いようにかこっている姉の彼氏を嫌っていた。あたしの目にする彼は、全然悪い人ではない。少し常識のないケチで貧乏な野郎だが、悪い人ではない。しかし、許せない。本当に、姉の誕生日までに離婚できなければ、あたしは姉の妹として、戦闘体制をとるつもりである。

姉の携帯電話が鳴り、姉の同級生たちと会うことになった。男の人が3人いた。あたしの高校の同級生の兄たちだったので、少し親近感が湧いた。その中に1人、初めて会うのだが昔から名前をよく聞く、背の高い人がいた。アメリカに住んでいて、最近帰ったというので「トイレって英語でなんて言うの?」などと英語を教えてもらったりした。姉は「彼と結婚したいな」と言ったが、彼も彼でフラフラした人なので、あたしがしっかりした人を紹介してあげないとな、と思った。こないだの社長とか。

3月31日から4月1日にかけて泊まりで仕事だったんですが、いますねぇ。新社会人が。(これがわかりやすい倒置法の例)

どうみても若々しい青年どもが、キレイなスーツに身を包み、手元の資料のようなものを眺めながら緊張した面持ちで新幹線に乗っていた。資料には「新社会人の心得」みたいな文字が書いてあった。まぁ「心得」とはさすがに書いてなかったが、そういうものを持っている人もいた。

というか、見てんじゃねーよって感じだよね。でもね、ちと話はずれるが、お客さんが見ているものとかって、つい目に入ってしまう。この仕事を始めてから、お客さんが車内で見ているものについて、気が付いたことがいくつかある。まず、年寄りが器用にメール機能を使いこなしている。結構多くいる。申し訳ないが、年寄りは文字サイズを最大にしているのでつい目にしてしまう。他には、なぜかペン習字を練習している女性を見かける。たまにではなく、結構頻繁に目にする。流行っているのかしらないが、ゆれる車内でやるべきではないように思う。余計なお世話だろうが。それと、「Japan」「Japon」と書かれた分厚い本を読んでいる外人をよく見る。これは普通か。というか、あたしはイーオンに通っていた頃より、はるかに外人を恐れなくなった。むしろ「日本に来たくせに当たり前の顔して英語で話しかけてくんじゃねーよ」と、外人に対してイラつくほどの余裕さえでてきた。しかし、あたしはそうは思っても根が優しい子なので「How many sugar and milk?」と言うように家で勉強した。そんくらい勉強しなくても言えるような子でいたかった。あと、「ホットコーヒー」じゃ通じないということに驚いた。「ホッツコヘィ」と言わないと通じなかった。なかなか一筋縄ではいかないぜ。でもそれなりに楽しんでやっている。おっと話がずれた。あたしが本当に言いたいのはそんなことではない。あたしが本当に驚愕したことは、エロい記事を読んでいる男が異常なほど多いということだ。スポーツ新聞や週刊誌をほぼ読んだことがないので、あたしはそんなに過激な記事が載っていることを今まで知らなかったのだが、当たり前のようにすっぽんぽんの若い娘の写真が載せられている。そして、男共は真顔でそれらを凝視している。「あ、見てないですよー」みたいな顔をして素通りをする優しさは持っているが、心の底では軽蔑している。スポーツ新聞や週刊誌でも引くのに、風俗雑誌やエロ本を読んでる男とかいたら、「もうテメェ言い逃れできねぇぞ!」と敵視してしまう。

そういうわけで、スーツに身を包み入社式に向かう同級生を働きながら見るのは、少し情けない気持ちだった。あたしだって人並みに就職活動をしたのに、未だにアルバイト時代と変わらないような接客業をしている。それを少し恥じた。大学受験をしている息子を持つ先輩に「なんで大学まで出てこんな会社に就職したの」と言われ、父と母に心の中で詫びた。このように、この会社を恥ずかしい、情けないと思ったことに、今まで一生懸命働いてきた先輩たちに心の中で詫びた。



少しニコニコ離れしてる間に、とんでもねーアイドル出現だな。

こいつら、Perfumenっていうらしいぞ。

可愛すぎだろ。

そいで、メガネくんはこの度東大に合格したらしい。

こいつら、フツーにピアノ弾いたり東大合格したり、坊ちゃんか。

いやしかし可愛い。ほんとうに可愛い。

こういう、一見マジメそうな少年が恥ずかしげもなく可愛らしいダンスとかするのは卑怯だ。

わざとやってるとしか思えない。

キュンキュンしちゃぁーう。

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