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バイトの休憩は、空いてる部屋を使うことになっている。今日も、いつもの部屋に入り、電気はつけず、ソファーに腰を下ろしてふと気が付くと、向かいのソファーに若い男が座っていた。客だ。
「わぁ、すみません」と何故か謝って出てきてしまった。彼は電話中だった。あたしも客のとき、よく空き部屋で電話したりする。急いでフロントに戻って「お客さんがいましたぁ、ほかに空き部屋ありますか?」と聞いていると、男は自分の部屋に戻っていったので、あぁよかったとさっきの部屋に休憩しにいった。
寝転がって携帯をいじっていると、またその男が入ってきた。無視してくつろいでたら「サボりかぁ?」と声をかけてきた。「休憩なんですよ」と言うと、男は「飲みすぎたぁ」と言ってくつろぎだした。
「飲まされるから部屋には戻りたくない」と言い、彼は自分のことを話し出した。話を聞くと、同い年で、この近くに住んでいるらしかった。「彼氏いるの?」と聞かれ「いるよ」と言うとしきりに羨ましがるので「でも京都で遠距離なんだぁ」と言うと「マジで!?俺も遠距離なんだけど!名古屋!」と言った。
それから彼の恋愛相談が始まった。彼は中卒で現場仕事をしており、彼女は名古屋の大学生をやっているらしい。プリを見せてもらったが、金髪ギャルメイクで、話を聞くと、怒りっぽくて強くて自己中で、とても面倒くさそうという印象だった。
30分間ずっと彼と話していたので、まったく休まらなかったが、楽しかった。
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