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朝から夜まで通しで出勤する女の子は、あたしとボスの2人だけでした。



二週間前に、ボスがあたしに対してキレまして、他の人に大きな声で愚痴を言っていました。せめてあたしに聞こえないように言ってもらいたいのですが「聞こえたから何だっていうの」なんて言いかねません。そして、ボスはイライラが頂点に達したようで、涙を流しながら怒っていました。



あたしはボスに認められようと、必死でした。ただの学生アルバイターですが、それはもう、必死でした。自分の仕事を120%こなし、店全体を見て周りのスタッフに指示を出し、新人の面倒を見ていました。ヘトヘトになりながら、何とか自分に満足のいく仕事ができたと思い、閉店後は安心して片付けをしていました。しかし、怒られてしまいました。ホールマスターの候補に選ばれた人間として、怒られました。何かと「マスター目指してるんなら」と言われました。頑張ったのにショックでしたが、ボスが怖いので「うん、ごめん」と素直に聞きました。



なのに、ボスは愚痴ったのです。ホールリーダーや、他のマスターたちは「よくやってるよ」と言ってくれるのに、ボスだけは認めてくれません。泣きながら愚痴るほど、あたしはボスをイライラさせているのだと思うと、くやしくて悲しくて申し訳なくなりました。どうやったってダメなら、もう、マスターを目指すのは辞めようかと思いました。



次の日、ボスにメールで反省文を送りました。これは本気反省文です。考えてみると、まだまだ改めるところは沢山ありました。すると、ボスからも謝罪メールがきました。「自分は口が悪いし、思ったことすぐ言っちゃうし、こんなんじゃ私もマスター失格だね。ごめんね。」といった内容でした。





今日の休憩時間、二人でわたやに行きました。一緒にごはんを食べて、恋愛話をして、心理テストをして、お昼寝をしました。とても気を使ったけれど、少しは距離が縮まったんじゃないかな、と思いました。ちなみにボスは、年下。
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