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カラオケバイトの元先輩で、近所さんという男の人がいる。歩いて1、2分のところに住んでいるので近所さんと呼んでいる。その近所さんと、近所さんのダチンコの幸太くんと姉と4人で遊ぶことになった。
待ち合わせのアリスまで市電で行った。五日市から立町までの30分間、あたしの目の前にとんでもない美女がいた。というか、とんでもない美女がいたから目の前に吸い寄せられた。鈴木えみ似だけど、鈴木えみより相当可愛かった。芸能人だとしても相当可愛い部類に入る顔だった、なかなかのオシャレさんだし、長い茶髪もグリングリンに巻いてあって、厚化粧で、そこそこケバいけど、でも、小顔で、目鼻立ちもハッキリとしていて、スタイルも良くて、とってもとっても可愛かった。可愛いあまり、あたしはずっと見つめていた。1度目が合ってからはあまり凝視しないように気をつけたが、それでも彼女の美しさに吸い込まれるように見入ってしまった。立町で降りると彼女も一緒に降りてきた。結構派手な子だったし、こんな時間に出かけるという事もあって、これからクラブなどでお仕事かな、彼氏とデートかな。と思った。信号待ちで隣り合わせになった。電車で見かけた時から、声をかけようかかけまいかとても悩んでいた。とっても可愛くて魅力的でほれ込んでしまったのに、ここで永遠のお別れをするのはもったいない。けど、そんなナンパまがいな事できない。どうしよう。と悩んでいるうちに、信号は青に変わり、彼女とあたしは別々の方向へと歩き出して行った。
待ち合わせ場所で合流して、4人で飲みに行った。焼肉とモツ鍋が食べ放題という変なお店だった。そんなお店が存在してることも知らなかった。なんという掘り出し店。最初は焼肉だったんだけど、ガスコンロの上に鉄板が乗せてあって、肉を焼いている途中で鉄板が動いた。鉄板は熱いから危ないと思って箸で直そうとしたら幸太くんが素手で平気そうに直したので爆笑した。幸太くんはジャニーズ系の可愛らしい顔立ちをしているのに超バカで超天然なので大好きだ。とっても可愛い。でも絶対彼氏にはしたくないタイプ。バカだから。
鉄板から火が出て、あー危ないねーって言ってたら店員がやってきてあたしたちの使ってたお絞りを勝手にとって鉄板の上に乗せた。超笑けた。それでも消えなかったからもう一枚勝手に乗せた。超笑けた。
だいたい食べ終わって、ラストオーダーも終了したころ、女の子4人組が来店した。見ると、その中の1人が電車で見かけたあの子だった。仕事じゃなかったんだ!!男とデートじゃなかったんだ!!しかも、その子はとっても美しくて派手なのに、まわりの3人は野暮ったい少女だった。とても違和感があった。ていうか、こんな無名のお店であの子と再会するなんて運命に違いない。結構酔っ払っていたのもあって、あたしは3人と何度も相談したあと彼女のテーブルへ行って声をかけることにした。
「あのー、今日電車、一緒だったの覚えてますか?」
「・・・・あ、覚えてますー!!」
「なんか、超可愛いと思ってめっちゃ見てたんですよ」
「私も見てました。なんか、カラコン綺麗だなぁと思って」
「えーマジで。てか目合ったよね!」
「合いましたぁ。なんかちょっと気まずかったですぅ」
「気まずかったぁ。てか、すごい可愛いなって思ってて、友達になりたくて・・・」
「えー本当ですか!?全然いいですよ!」
「わーい。じゃあアドレス教えてくださいー」
「はーい」
「てか何歳なん?」
「・・・・・・16です」
「ええええええええええええええ年上かと思ったし!!!大人っぽいねぇ」
「えへへ。何歳ですかぁ?」
「21です」
「わぁお姉さんのお友達だぁ」
っていう素敵な会話をしてきた。リナちゃんっていうらしい。超かわいい。今度遊ぶ約束した。しかも、ド派手なくせにパン屋さんでバイトしてるらしい。可愛すぎだろ。養ってあげたい。守ってあげたい。可愛いってお得ね。
帰りにバイト先のカラオケ寄ったけど、祝日前ってことで1時間40分待ちだったから素直に帰宅した。
地元の駅で見かけた習字。「ツ」って何だよ。「ツ」って。